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そして、これまた久々の読書レビューということになりました。確かにずっとご無沙汰で。 読み始めたらザーッとページは進みましたけどね。今回は西加奈子さんの作品です。 以前、何かのテレビ番組に西さんが出演されているのを見て、なかなか面白かったので この人の本を読もうと思っていたのですが、それがノビノビになっていました。 年が明け、メンタル的に本が恋しくなってきたかな…という感じで「しずく」を手に取った訳で。 この本は6つの短編が入っていて、それぞれ主人公が“女同士”というストーリーで。 先に全体的な感想を書くと、どの作品もなかなか面白かったと思います。 最後には“ホロリ”とさせられるような感じで、読んでいて切なくなる話が多かったですね。 個人的に一番好きなのは「木蓮」かなあ。恋人の連れ子である娘を一日預かった女が その娘に振り回されっぱなしになる話なんだけど、女の心の動きみたいのが面白くて 心の中の叫びからポロっと出てくる本音みたいなのが、何かリアルな感じっていう。 ネタバレになるから、あまり詳しくは書きませんが、ラストはスッキリされるような感じで ハッピーエンドかは読んだ人それぞれでしょうけど、途中、何度かクスッと笑っちゃいます… 子供って、大人が想像している以上に…なんだよね。自分の周りのガキもそうかも(笑) 他の5つもなかなか良くて、飼い猫の視線から描かれている「しずく」はもちろんイイし、 何か後ろめたいというか、隠し事を抱えている主人公に起きるちょっとした心の変化が とても面白く描かれていて、読んでいる私はググッとハマってしまいました。 「私好みの文章に出会ったかな?」というのが、最後まで読み終わった時に確信しましたね。 西さんの作品を読んだのは初めてだったけど、また他のも手にとってみたくなりました。 しばらく読書をおさぼり(という書き方はどうかと思うけど…)していた私でしたが、 「やっぱ時々は読まなきゃな…」と思いましたね。このブログに書くネタにもなるし(笑) そんな、お正月気分が抜けきらない夜の読書でした。 |
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