|
久々に書評になりますかね。他の事で頭がいっぱいいっぱいで読書してなかった… ちょっと落ちつける時間ができたので、真夜中に一気に読破しました。 綿矢りささんの「夢を与える」です。以前に「蹴りたい背中」や「インストール」を このブログで取り上げましたが、それ以来になります。綿矢さんの作品も久々だしね。 みんなが待ち遠しかった?か、かなり売れてるようですし、図書館の予約も凄いみたい。 で、ストーリーは、主人公の夕子は小さい頃からチャイルドモデルとして芸能界入りし、 そこからいろんな荒波をくぐりぬけながら(という表現でいいのかな…)駆け上がっていく。 その中で、タイトルにある「夢を与える」意味を知った時、夕子にはある現実が…という感じ。 一人の女の子が成長していくのを見守ってゆくように読み進むようで、最初は微笑ましいけど だんだんと芸能界のドロドロに巻き込まれていって、そこから結末までの展開は…ねえ。 いかにも…という華やかな世界の裏側みたいなのが描かれてて、あるある…とうなずきつつ 夕子がそんな芸能界に染まってゆくのが、だんだんと恐ろしく感じるんですよね。 普通の女の子に戻ろうとしても、世間の目はそれを許してはくれない訳で。 学校の男子生徒と交流したりして、同性の女の子とは一歩引いてしまうような主人公が いかにも綿矢さんが描いているな…という感じでした。蹴りたい…やインスト…もだし。 綿矢さんの実体験かな?というような部分もあったりして、ちょっとドキっともしたり(笑) でも、この作品を読んだ翌日は、テレビとかに映っている芸能人を見る目が少し変わったし、 「この人の裏ではどうなってるのかな…」なんてうがって見たり。前から分かってたけどね。 夕子がもし、実際の芸能人で存在するなら、誰になるかな?なんて考えちゃったりも。 数人の候補が頭に浮かびましたが、もちろんここには書きません。誰が見てるか怖いし。 結構面白い作品でしたけどね。結末がどうなってゆくのか、それなりにドキドキしたし。 久々の読書タイム、なかなかの充実度だったように思います。次は何になるか? |
| << 前記事(2007/04/17) | トップへ | 後記事(2007/04/21)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
綿矢りさ【夢を与える】
幼いころからモデルとして活躍し、やがて芸能プロダクションに所属して人気タレントの座に登りつめた18歳の「阿部夕子」。親の期待、プロダクションの期待、スタッフの期待、ファンの期待を一身に背負って、ドラマや映画& ...続きを見る |
ぱんどら日記 2007/04/18 10:38 |
ブログの輪
(ココから)ここに時々TBをしてくれているブログに、『恋人つなぎのしあわせ』っていうブログがある。あちこちのブログで語られている、恋人達の微笑ましいエピソードやなんかを紹介しているブログだ。で、僕の書いた記事も何度か、そのブログで紹介されていた。ほぼ毎日、日本中にあるどこかのブログから、読んでてニコニコしてきちゃうような、微笑ましい恋人達のエピソードを拾い上げてきて紹介しているサイトなんだけど、自分がTBしてもらった時に、僕もそういったブログを訪れて共感したり微笑ましい気分に... ...続きを見る |
恋人つなぎのしあわせ 2007/05/05 13:54 |
綿矢りさの「夢を与える」を読んだ!
ちょうど1年前の1月の中頃だったでしょうか、第130回の芥川賞と直木賞が決定したのは。芥川賞は、綿矢りさの「蹴りたい背中 」と金原ひとみ「蛇にピアス 」のダブル受賞でした。綿矢は1984年生まれ19歳、金原は1983年生まれ20歳の受賞、ということで、最年少の記録更新な ...続きを見る |
とんとん・にっき 2007/05/05 20:03 |
「夢を与える」
「夢を与える」 綿矢りさ チャイドル(ジュニアアイドル)が生まれてから18歳になるまでの生活を綴った物語。 中身は普通の少女なのに、芸能界で成功して ...続きを見る |
青いblog 2007/09/11 18:14 |
夢を与える<綿矢りさ>−(本:2007年105冊目)−
夢を与える 出版社: 河出書房新社 (2007/2/8) ISBN-10: 4309018041 ...続きを見る |
デコ親父はいつも減量中 2007/09/24 23:38 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2007/04/17) | トップへ | 後記事(2007/04/21)>> |