陽の当たる坂道

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zoom RSS 庭の桜、隣の犬

<<   作成日時 : 2005/11/21 19:07   >>

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以前から予告?していたのはこの作品でして。やっと昨夜読み終わりました。

たまプラーザのマンションに住んでいる房子と宗司という30代の夫婦が主人公。
宗司がある時、高円寺に自分専用のアパートを借り出す…と言い出した所から
この夫婦にいろいろな波が襲ってくる。夫婦に関わってくる人々、例えば宗司の母や
宗司の会社の同僚である和田レミなど、いろいろな人がストーリーを盛り上げて?いく。

何となく出会って結婚した房子と宗司夫婦は、何もかもがゼロな生活を続けていたんだけど、
高円寺のアパートや宗司の会社の同僚、和田レミの存在等から、夫婦らしい「何か」を得ていく。
それが本当の幸せなのかは読む人それぞれの判断だろうけど、ラストの2章辺り、
特に房子と和田レミが高円寺のアパートで出会ってしまった所からの、房子の行動や
心の変化がとっても爽快な感じで、結末に繋がる最後の「家族写真」はホロリともさせられ。

いかにも現代的な夫婦を描いている作品で、房子夫婦の両親とのリアルな会話のやり取りや、
特に宗司の母という存在が、実際にいそうだよな…と。好きなように生きるという点もね。

房子が最後に選んだ選択は、両親に「恥」と言われた今までの自分を払拭するようだったし、
そこまでたどり着いたのは、やっぱり和田レミとかのいろいろな人との出会いが
そうさせたんだろう。でも和田レミなんて、誰が考えてもおかしい人に思えるだろうけど、
そんな人間からでも得るものはあるんだよね。何も無かった高円寺のアパートという存在からも。

どれも個性的な登場人物とか、現実的なストーリーなど、とっても面白い作品だったと
私は思います。「夫婦って何なんだろう?」と自分なりに考えてしまいましたし。そんな感じです。

そういえば、今日の読売新聞夕刊から角田さんの「八日目の蝉」が連載開始ですね。
今回のブログデザインは内容にひっかけて桜ということで。少し季節はずれだけど(笑)

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『庭の桜、隣の犬』 角田光代
幸せな家族のシンボル、庭の桜と、 責任を負いたくないという象徴の、隣の犬。 らしい。 ...続きを見る
*モナミ*
2006/08/06 13:01

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