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zoom RSS しあわせのねだん

<<   作成日時 : 2005/10/23 22:41   >>

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「私たちはお金を使うとき、品物といっしょに何か別のものを確実に手に入れている。
大事なのは品物より、そっちのほうかもしれない…」


というのをテーマのしたような、角田光代さんが実際にお金を使ったエピソードが
いくつか綴られているエッセイです。どれも角田さんの人間性がにじみ出ていて面白いです。

どれがいい?と聞かれても迷うんですけど「空白・330円」なんて私と似たような待ち合わせに
対しての行動で共感したし、「ラーメン・680円」と「ランチ(まぐろ味噌丼定食)400円」も
ひどい店を選んでしまった辛さがにじみ出ていて面白いですし、ホント、どれもいいんですよ。

中で印象に残るフレーズがありました。「キャンセル料・30000円」の中で
“依然として旅は楽しいものである。その場所が現実に存在している、
そこに暮らしている人がいる、と知るのは、ほかにない楽しさなのである…”
という部分。
まさに共感だよね。自分も夏に一人旅をした時に、TVや想像だけで描いていた街を
実際に訪れて、観光もそうだけど、実際に自分の目で確認できる事の喜びを得ました。

他にも「記憶・9800円×2」での親の役まわりを交代できた事の嬉しさや、
「一日・(途中略)5964円」の「20代の時に使ったお金がその人の一部を作る…という部分。

どれも、まさに今の自分が感じている事なんです。親の年齢をしみじみ感じる頃になってるし、
20代の終盤に入っている私が約10年で使ったお金は、確かに自分の一部を作ってるし。
とっても現実的に思えたので、何だか胸に染みましたね。何度同じ所を読んでも。

あまりの浪費家はマズイかと思うけど、それなりにお金を使うことで、確かに何かは得る。
毎日の生活でお金は不可欠だし、お金にまつわる「喜怒哀楽」は誰にでもあると思う。
角田さんの私生活が垣間見られるこのエッセイを読んで、いろいろ考えさせられました。

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