陽の当たる坂道

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zoom RSS 角田光代「キッドナップ・ツアー」

<<   作成日時 : 2005/08/19 18:16   >>

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知らなかったんですけど、既に文庫化されてたんですね。私はそれ以前の物でしたが。

ある女の子がお父さんに誘拐という名目で突然連れ去られてしまい、いろいろな場所へ
旅をするんです。人との出会い、今まで知らなかった父の素顔、大人になる為のステップ…
女の子は旅をする中で成長していきます。例えば、嘘をついたり、秘密を守ったり、
それが正しいというか、そういう事をする時もあるんだよ…と女の子は知っていく。
作品の中で女の子の視線は既に大人びているんだけどね。意外と冷静に大人を見ている。
中でも旅館で出会ったちずちゃんとのやり取りがとっても好きです。少し切ないけど。

ストーリーの中でとっても好きな一部分があります。それが…

「私は本当に、皮一枚残して全部かわってしまったのかもしれなかった。
日に焼けていない私だったらあんなふうに知らない男の子に話しかけられなかったし、
何か話しかけられても恥ずかしくってわざと知らんぷりしたりしただろう。
知らない男の子に話しかけて、いい感じの答えが返ってきて、言葉を交わすのって
なんて気持ちがいいんだろう。まるでスーパーマーケットで好きなだけ買い物するみたいだ。」


最近自分が感じている事そのまんまで、とってもスッキリする部分です。ホントそうだよね。

結末は「?」と感じる所があるけど、それはそれでいいです。この作品でいう父親みたく、
近くにいるのに意外とその人の事を深く知らなかった…というのってありますよね。
自分の家族の事とか、いろいろと考えさせられた一冊でした。

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